『regret man』
作詞・作曲:寺本 寛

下らない思い出ばかり 
くだを巻いて笑う大人になった
気付いたら僕は 
きっと死んでいるんだ

二年前の真夜中に 
すべりこんだ想いは届かなくて
いまだに僕は きっとすねていたんだ

夕景の日差し 笑うほど浴びた
君の横顔  触れて「痛いな」って

偉そうにつぶやいてる
鏡の中にサイテーの僕
なにもしないで
都合いい世界を待ってる
自分がいない世界で僕は
震えて眠ってたんだ
古いおとぎばなしのようにね

アレから音沙汰は無し 
君は決して帰ってきやしないだろう
なって わかったら僕は 
やっと後悔をするんだ
それはまるで「おとぎばなし」 
君がもう見限った世界の中
寂しくて僕はやっと 気がつくんだ

「妖精のしっぽを 捕まえたんだ」って 
気の効かない冗談ぐらい 
言えるようになったからさ

悔しくて泣いてる
鏡の中にサイテーの僕
なにもしないで
許される
のを待ってる
君がいない世界で僕は
何を目指したいんだ?
もう 優先順位なんて消えかけてる

君が愛した
世界を
確かめたいんだ
いつか笑ってもらえるように
君がいない世界で僕は
君を目指すんだ
優先順位なんて消えかけてる

消えかけている